皆さんこんばんは
すみれです
まず最初に、こないだのM3G-PECさんとこのレースに参加された方々&運営してくださったスタッフの方々お疲れ様でした&ありがとうございました!
結構前から誘って下さってたのに全然行けず、やっと参加できたと思ったら完走0の大惨事でしたごめんなさいごめんなさい
次参加するときはもうちょっと周りを脅かせるような走りをさせたいです…
えーと、今回は3レーン立体レースとそれ用のマシンについて書こうと思います
とりあえず今年各所のレースで走らせた際の3レーン立体レイアウト用マシンの形の変遷をばーっと貼ると
こんな感じになります
ボディはともかく、タイヤ径やローラーの種類やローラーベース、マスダンの種類と配置、あとフロントのローラーステーも1度変えてますね
マシンの仕様をどこも変更せずに次のレースに放り込むことも勿論あるんですけど、画像をざーっと見比べてもらえれば、マシンのどこかしかを変更してレースに臨んでいることが分かるかなーと
ちなみに、これが先日のM3G-PECさんのレースに放り込んだときの仕様です
画像を見ていただければ分かるように、これまでの仕様と比べてマスダンの数と配置をだいぶ変更してます、あとタイヤ径を26mmに戻しました
更に当日は、今となっては微妙に珍しくなっちゃったこのマスダンヘビーも持ち込んで、リアのマスダンと取っ替え引っ替えして空中の姿勢見てました
まあそんなことやるならもっと早く来て練習せえよって話なんですけどね!レイアウト見る限りそんな難しくない気がするからいいかなって…
…一応、これらは気まぐれで変えてる訳ではなく、自分の中でいっちょまえに毎回テーマを決めてレースに臨んで走らせてるつもりなので、それぞれのセッティング変更箇所の中からいくつか拾って、解説というか何を考えてそうしたのか…みたいなことをつらつらと書いていきたいと思います
◆ リアローラー
リアローラーは、当初「3レーンだし830でいいよね!」って安易な考えで830ボールベアリングを2段にして装備してましたが、今年の中頃からプラリンに変更してます
これは、リア830仕様の僕のマシンが、他のレーサーさんのリアプラリン仕様のマシンの着地に比べて、何かわちゃわちゃしてるような印象を受けたので変更しました
具体的に気になったのは、空中にジャンプしたマシンが路面に着地するまでの間にローラーがフェンスに触れた際、姿勢が崩れるシーンが結構あったことですね
金属製の830は、金属製のローラーの中では比較的滑るエッジ形状をしてますが、フェンスに触れる面がプラスチックで出来ているプラリンと比べると圧倒的に「食い付き」が強いです
空中からコースに飛び込む瞬間というのは、当たり前ですがマシンは上から下へ落ちてくるので、フェンスはローラーの回転方向に対して角度が付いた状態で接触します
このとき、フェンスとの接触部分が滑る素材でできているプラリンならば、空中からコースに飛び込む瞬間に(マシンが着地するより早く)ローラーがフェンスに触れたとしても、空中の姿勢に与える影響は最小限で済み、するんっとまっすぐ路面へ着地してくれる…ような気がする…
ただし、巷で流行りのMSやARシャーシを改造したフレキシブル系マシンは、その限りではないように思います…要はVSシャーシは(片軸モーター仕様のシャーシの中で比較的柔らかいシャーシに分類されるとは言っても)それらのマシンより硬すぎるんじゃないかなって解釈してます
まあそこらへんは僕まだフレキシブル系に手を出してないので想像の域を出ませんが…
◆ リアのマスダン
同じような画像ですが、今年の中頃からリアのマスダンの位置を変えてます
これは位置の変更によってマシンの着地後の挙動をどうこうしたいというよりかは
単純に公式マシンのマスダン配置と同じにしたかったってのが正直なとこなんですが
どうやら30mmビスなどでマスダンを突っ立てると、マスダンの穴がどんどん拡がっていくという弊害があるんです
これ知ったのはいつぞやのバンビ大宇陀店さんのレースに行った際、リアに突っ立てた中空ピンに、以前30mmビスを突っ立てて使っていたマスダンを使いまわして差し込んだところ、中空ピンの太さに対してマスダンの穴が妙に馬鹿でかい…
「このマスダンガバガバで不良品なんですけお!!!タミヤさん何とかしてくだち!!!!」
って他のレーサーさんに愚痴りまくってたら
ウミジ=サン「あ、それ突っ立てたビスでマスダン使うと穴拡がっていきますよ^^」
と、チャンピオンズうみじ選手が教えてくれたのです
ああ!俺の圧倒的情弱っぷりたるや!これはひどい
ってことで、これ以後中空ピンでしかマスダン使えない体になっちまいました
◆ リアローラーベース
先述のようにリアローラーの種類も変えたんですけど、リアにプラリンを使うようになってから、更にローラーベースも変更してます
画像はCOBのタケオさんマシンとのツーショットですが、これ見ると僕のマシンのリアローラーの位置がやたら後ろ寄りになってるのが分かるかなと思います
これはドラゴンバックやプラウドマウンテンのような、高高度のジャンプを強いられるようなセクションがレイアウトに組み込まれてる場合、そこのジャンプ姿勢を安定させれるんじゃね?と思っての仕様変更です
ローラーってのは当たり前ですが「ガイドローラー」なので、フェンスに触れてマシンを支える役目を持っています
マシンがドラゴンバックなどに進入してスロープを登り始めてスロープの頂点から空中へと飛び立つ瞬間、リアのローラーが後ろ寄りにあればあるほど、飛び立つギリギリまでリアのローラーがマシンの方向を定めてくれるので、空中姿勢制御に一役買ってくれる、というのが僕のイメージです
プラウドマウンテンがあった今年のジャパンカップの入賞マシンの中にも、何人かリアローラーが後ろ寄りになってるマシンを使ってた方が居たかと思うので、ある程度そのイメージは正解なのかなーと思うんですけど…
ここ最近の3レーンのレースで思ったんですけど、どうもデメリットもあるぽいんですよね
それを思い知らされたコースがこちら!
こないだのオーキャットで行なわれた、八島軍団さんMMCさんはちがれさん主催のレースで使用されたレイアウトです
僕が苦しめられたのは、スタートしてからLCへ進入する少し手前にある、スロープ下り→ストレート1枚→180度コーナーの部分
ここで僕のマシンは何度かコースアウトしたんですけど、その際にマシンがフロントを支点にお尻をぐるんっと回転させながらコースアウトしてたように見えたのです
つまり着地してからリアのローラーがフェンスに触れるよりも先にコース外へ飛び出しちゃってると思うんですね
リアのローラーが後ろ寄りにあるってことは、着地後にリアのローラーがフェンスに触れるタイミングが遅くなるってことなので、よく考えなくてもそりゃあそうなるよねーって思いました
思い切って前寄りにしてローラーベース詰めるか、もしくは直カーボンで新たにリアローラーステー作ってスタンダードな位置にするか、そこはまた悩みどころですね
◆ タイヤ径
変えたのはここ最近なんですけど、マシンに装備するタイヤの径をめっちゃ小さくして走らせてました
ちなみにこのタイヤ径は23mm、去年のジャパンカップと今年のニューイヤーで使った水色サンショJrに使ってたタイヤの使い回しです
これは、後述の「ジョーダンブレーキ」っていうギミックの実戦投入と同時に採用したんですが、要は強力なブレーキングからの立ち上がりを、タイヤ径を小さくすることで稼ぐことができないかなーって考えての23mm径使用…
…だったんですが、3レーンで使用するにはデメリットも結構顕著で、なかなか使い勝手はかなりしんどかったかな…
何がしんどいかっていうと、単純に「速度が伸びない」、この1点に尽きます
立ち上がりは確かに強いんですが、平面の速度で置いてかれまくりで、アキヒトくんが「これもうすぐ死にますよ!」ってレベルの回転数のHD2を積んでひいひい言いながら付いてく程度の速度出すのが精一杯な感じです
こないだ参加したバンビ大宇陀店さんのナイトレースでは○○チューンモーター限定のとこに放り込んだんですが、深夜組のチャンピオンズゆーすけくんや、COBのナカタさんチバサさんに「勝負だ!!」って喧嘩ふっかけて普通に返り討ちになったし…
ライトダッシュやアトミックチューンのような、低トルク高回転型のモーターを積んでも速度出せる26mmがやっぱり一番使い勝手いいなって思いました
◆ JD(ジョーダン)ブレーキ
ここ最近で一番あれこれ試したのがこれかもしれない…
ってくらいに、自分が時代に取り残されてるなって危機感を抱いた一番の理由となったギミックが、所謂「ジョーダンブレーキ」です
言葉で説明できる気がしないのでとりあえず画像貼る
ああ、フロントアンダーガードが片側だけへし折れてるのは気にしないで下さい
M3G-PECさんとこのレースから撤退して、MMCさんちで走らせたときにぶっ壊れたんですけど、ここはむしろ(今後やろうとしてる仕様変更的に)これでいいんですよ…フフフ…
要は、フロントアンダーガードよりもタイヤ寄りにFRPなりカーボンなりを1枚配置して、そこにゴムブレーキ(コンディションがあまり変わらず、出来るだけ強力な素材を使うのが主流)を貼るんですけど、
わっかるかなーこの完璧(多分)な位置出しが
あ、タイヤ側面ぐっちゃぐちゃなのは気にしないで!ダミー貼り直してるとこだから!ていうか前輪もグリップするタイヤにするべくホイールから作り直してるとこだから!
…話戻すと
つまり、3レーンの立体レイアウトでよく使用される20度のバンクでは全く触れずに、
スロープセクションで触れる!
路面に触れるのは僅かな面積で、それもほんの一瞬なので、ゴムブレーキのような出来るだけ強力な素材である必要があるのです
これ作るには、ぶっちゃけ位置そのものは割とどうでもよくて、何となくここらへんかなーくらいで十分で
友達と割り勘でもいいのでストレートとバンクとスロープセクション買ってきて、
ホームセンターとかで売ってる馬鹿でかいカッターナイフでひたすら切りたいとこなぞりまくってペキッ!ってやって
こんなのを用意しましょう
そんで「バンクで当たらずにスロープで当たる位置を見つけ出す」というよりは「バンクで当たらずにスロープで当たる形状にゴムブレーキを整形する」って感じで、現物合わせで作りましょう
リアブレーキプレートやフロントアンダーガードとタイヤとの距離や、リアブレーキプレートとフロントアンダーガードの高さによって、必要な形状は全部違うので、作るには現物合わせしかないですしそれが一番手っ取り早いです
僕の場合は全然うまく行かず、とりあえず作ってバンビ大宇陀店のレースに放り込んでまた現地で色々やりました
ええ、初めて作って即実戦投入なんでそりゃあもうバンク通過する度にキュンキュンブレーキ音響かせてましたよ、何故か減速はそんなでもなかったですけど
いやもうなりふり構ってられないんですよ!MCのハヌマンさんにも弄られたけどそんなの全く気にならないくらいには必死なのです
まあその甲斐あってか、MMCさんちのコースでHD2積んでぶっ飛ばしたときなんかは、ちゃんとジョーダンブレーキ装備マシンらしい走りと挙動(と音)が再現できてたようなので一安心はしてます
ざーっと書きましたが、こんな感じで今はトライ&エラーの繰り返しが出来て良い形での無限ループにはまってて、3レーンのレースを心底楽しめてるかなって思います
まだまだ変更したいとこや試したいこといっぱいあるので、これからもしばらく楽しめそうです
行きたいのに行けてないところもいっぱいあるしね!ささやんさんから何度もお誘いいただいてるタムタムや、レースはないみたいだけど門真のベテルさんち、あと今住んでるとこと超近いステーションのToy'sきゃっぷさんもこれからちょくちょく行きたいです
それでは今回はこの辺で!サヨナラ!