前回、言っていたMSの駆動をやっていきます。
実は自分のマシンってあまり駆動関係いじっていません。
いろいろやってきているとは思うのですが、最終的にほとんどいじらない、が安定しています。
それでも、やっておくといいかな、と思ってるものをいくつか紹介しながら斬紅郎Fに搭載していきます。
まず開いてみます。
はい、なにもしていませんw
ここからちょいちょいっといじってみましょう。
まずはここ。
この壁みたいな部分を前後とも切り落とします。
カウンターギアの背中側はかなり干渉しているので、切っておいたほうがいいです。
内側はピニオンがあるので壁まで届かないのですが、ベアリングが飛び出してきて当たります。
ただ、ここ切っちゃうと、そのままだとベアリングが抜けちゃいます。
なので、カウンターシャフトにハトメを入れて軸側の受けとで支えを作ります。
これ自体は抵抗になりますが、壁が残っているよりは抵抗が少ないはず。
こんな感じで、前後とも切ってしまってください。
けっこういい加減でも大丈夫です、1mmくらい落とせれば当たらなくなります。
次はカウンターギアの出っ張り、この部分の面取りです。
面取りってめんどくさいですよね。
リューターにギアを固定して回転させながらヤスリを当てて・・・
そんなことしません!w
何をするか、というとこんなビットを使います。
ジャーン!
面取り専用ビット♪
あまり売ってるところがないのですが、こちらで買えそうです。
6mmのものでちょうどいいかと思います。
これ持ってるとほんと便利で、ホイールの軸部分の抵抗抜きにも使えます。
ほんと一瞬で終わるんでw 興味ある方は購入してみてください。
どれくらい一瞬かと言うと・・・
これくらいですw
買ってよかったと言える治具の1つです♪
これくらいまで削っておきます。
あとはカウンターシャフト。
モーターピンやペラシャも使ってきましたが・・・結局行き着いたのは「ノーマル」シャフト。
ねじれるフレキの場合はモーターピンだとガチガチすぎる感じがします。
今回は3レーン用でねじれ意識なのでノーマルがいいです。
フッ素加工のものもありますが、普通のでいいです。
これを磨いて抵抗を減らします。
ピカールや液体コンパウンドでもいいのですが、あたしはこれです。
金属磨き布!
100均でも購入できるらしいので、探してみるといいかもです。
あたしはこれ使ってます。
ただの布の切れ端みたいなんですが、プラどころか金属が削れます。
シャフトをリューターにつけて回しながらこれを当てるだけで・・・
ギュインギュインするだけでこれだけ削れますw
これ行うだけで、かなり摩擦抵抗が減るはずです。
そしたら、トドメにこいつを塗布します。
ケリー。
フッ素コーティングを自分で行う感じです。
このフッ素、ギアにも使えますので、グリスのように使うのもいいです。
オイル系よりもさらさらです。
ギアにはオイルを使っているので、最近は使ってないですが・・・
金属部分にこいつはなかなかいいです。
ベアリングの軸が通る部分には全部塗っておいて損はないです。
ここまでやって全てはめ込むとこんな感じです。
あたしのマシンだといつも中身はこれくらいな感じです。
最後にギアカバー。
こいつのカウンター軸を抑えているここに。
この4箇所にポリカの切れ端を瞬着で付けます。
小さい部分なので、なかなか難しいですが、脱脂して少しヤスリを当ててから貼れば、剥がれることはほとんどないと思います。
ここまでできたら・・・完成です。
他にもいろんな方法があると思うのですが、MSはやりすぎてもよくないです。
フレキがあるので、クリアランスにある程度の余裕が必要なので。
ということで、斬紅郎Fの駆動ができました♪
また走らせてみて、様子をみてみたいです。
ではでは。