B-MAX用のFM-Aマシン。
現在はこんな感じになっており、
- シャーシを赤に
- ボディをシャーシに合わせるために黒系に
- リアマスダンをボールリンクに
変更しています。
ボールリンクをそのまま付けると着地の衝撃で外れてしまうことがあるので。
上にゴム管か何かで抑えを作るのですが。
ボールリンクの上に直プレートを入れて、上にウイングを乗せてみました。
ただ、ウイング用に穴開けてしまっているのでレギュ違反かも?
その場合は走行時に外すようにします。
さて。
FM-Aですが、最近のシャーシなだけあって駆動がいいです。
実際、なにもしなくても全然走れます。
でもなんだかんだ言って位置出しはやりたくなりますよねw
マシン製作記のところでも少し紹介していたのですが、今回はもう少し詳しく解説しようと思います。
ところで、位置出しと抵抗抜き、言葉が2種類ありますよね。
この区別って知らない人が多いみたいなこと聞きました。
基本的に位置出しは抵抗を増やします。
余計なものがシャフトやギアに当たる=抵抗増しなんです。
少し抵抗を増やしてでも、ギアの位置を出すことによって、
- シャーシの壁とギアの接触抵抗をなくす
- カウンターギアの中央の壁と他ギアの接触を防ぐ
- クラウンギアとペラシャの噛みを良くしトルク抜け防止
を行い、結果的に増えた分の抵抗より、抵抗を抜くことができればOKなのです。
なので言葉の区別はなく、位置を出すことで総合的に抵抗を抜く、って感じです。
こんな感じなので、抵抗が増える部分をできるだけ少なくするために、
- 少ない部品数で行う
- できるだけ金属パーツを使わない
この2つが重要になります。
パーツを少なければ、それだけ抵抗が少なくなります。
金属は抵抗がすごいです。しっかり磨き上げればいいのですがなかなか難しいです。
なので、ベアリングや真鍮、アルミスペーサーは使っちゃダメです。
これから解説しますが、わかりやすいようにワッシャーで書いています。
これは小ワッシャーか絶縁ワッシャーでOKですが、できたら絶縁ワッシャーを使ってください。
ただ、モーター分解パーツの流用はBMAXレギュ違反です。
絶縁ワッシャーはナット止めホイールなどにもついてくるので、できたらこれを使ってください(^^;
今回は小ワッシャー使ってます。
あと、絶縁ワッシャーと小ワッシャーだと小ワッシャーのほうが薄いです。
(小ワッシャー:約0.29mm、絶縁ワッシャー:約0.33mm)
調整の際には気をつけてください。
フロント
FMなのでモーターがある側です。
ギア枚数も多いので、やるところは多いです。
- スパーギア
外側:ベアリングとの間にワッシャー1枚
内側:ワッシャー1枚 - クラウンギア
外側:ベアリングワッシャー+1.5mmプラスペーサー
内側:なし - カウンターギア
外側:ベアリングワッシャー+POM
内側:なし
とはいえ、一般的な位置出しと比べたら少ないかも?
重要なのは、「ギアがシャーシに当たらない」、「カウンターギアの壁に他ギアが当たらない」です。
カウンターギア内にはフッ素コートベアリング使ってましたが、やはりPOMのが優秀なので変更しています。
リア
- クラウンギア
外側:ベアリングとの間にワッシャーが1枚
内側:なし
以上ですw簡単なので画像なしです。
ペラシャとの距離を近くし、遊びを少なくしてトルク抜けを防止しています。
注意点としては、詰めすぎるとマシンがねじれたときなどに抵抗が増えて速度が落ちます。
ある程度の遊びは必要で、遊びがある中で、ギリギリ抵抗を抜くことができる位置を探る感じです。
あとシャーシやギア、ワッシャーの厚さで多少隙間が違うことがあるので、微調整が必要かもです。
フロント側のスパーギアの外側はワッシャーは2枚がベストの場合もあったりしました。
ワッシャーも1枚1枚厚さが違うので、いろいろ試してください。
電池を入れて回してみて、異音がしてなければOKだと思います。
モーター回しながらシャーシをねじってみたりして、変に抵抗が増えてないかなども見てください。
あと1つ、標準のモーター抑えパーツですが、この位置出しすると付けられません。
この出っ張りでクラウンギアを抑えているのですが、それをスペーサーに変えているのではまらなくなります。
B-MAXレギュでなければ、出っ張りを切り取って使うことはできます。
そのあたりは調整ください。
マシン1台1台ごとに微調整が必要なので、いろいろ試してベストな位置を見つけてください。。
このマシンはこのセッティングで音が静かになりトルク抜けが少なくなってる感じがします。
ではでは。