ということでSuperXでB-MAXしていこうと思います。
まずはシャーシの話から。
Xシャーシ、使用者が少ないシャーシですよね。
このシャーシの特徴は、
- 最長のホイールベース(84mm)
- ワイドトレッド(72mmシャフト専用)
- オレンジクラウンギア使用
と、片軸マシンでも異形といえるスペックです。
長所短所を並べると。
長所:
- 直進安定性が高い
- 優秀な駆動(ペラシャが駆動と別稼働)
- 剛性が高い(XXはもっと高い)
- 低重心
- モーターが裏側から取り出せる
短所:
- バンパーレス加工が難しい
- サイドマスダンが付けにくい
- オレンジクラウンの扱い
- ホイールベースが長くコーナーが遅い
- トレッドが広くコーナーが遅い
安定性と剛性が高いので、それを活かしていくのがいいですよね。
古いシャーシですが駆動もよく、ほとんど改造の必要はなかったりします。
片軸でFM-Aに続くB-MAX向けのシャーシでは?と個人的には思っていました。
ただ・・・コーナーが遅いんです!
速く走れている方もたくさんいますが、仕組み的にコーナーが遅いのは変わりません。
なので、コーナーを速くする必要があるわけです。
まず高速コーナーリングで思い出すのがローフリクションタイヤです。
今回、小径ローフリクションタイヤが発売されましたので、こいつを使っていきます!
ばーん!
・・・いやかっこ悪すぎだろ!!w
さすがにナット止めホイールのホイール幅では使えないわ。
仕方ない、元のホイールに戻そう・・・貫通できないけどまぁなんとかなる。
その前に駆動を少し。
と言ってもX系シャーシは駆動優秀で、いじるとこほぼないです。
こんな感じで、最小限のつめものでOKです。
クラウンギアに関してはなにもする必要ないです。
カウンターギアさえ位置出せれば、スパーの小ワッシャーもいらないくらいです。
カウンター調整の詰め物は中に入れるベアリングなどの種類によっても変わるので、微調整してください。
(今回は余ってた丸穴ベアリング使ってますw)
遊びは紙1枚分くらいあればいいです。
それよりもペラシャが伸びないような加工とかのほうが重要です。
モーターも押さえるテープ調整とかいらないですし・・・ほんとB-MAXに向いたシャーシだと思います。
1点、問題があり、右前の車軸受け、ベアリングが入る部分があるのですが、ここが弱く衝撃などで割れやすいです。
補強はできるのですがB-MAXでは難しいので、6mmリーマーで拡張しておくとベターです。
これだけで幾分か割れにくくなります。
リーマーはポテンシャルレーシングさんのモノがとても使いやすいので、1つ所持しておくといいと思います。
(現在在庫切れです・・・)
車軸のベアリングには六角穴を使います。
実力は如何に!?
次回はバンパー関連をやっていきましょう。
ではでは。