模型メーカー最大手のタミヤ(静岡市駿河区)が、
看板商品の一つ「ミニ四駆」初の公式ムービー
「Keep on Running」を制作し、同社のホームページと
動画サイト「ユーチューブ」で公開している。
公開を始めた七月二十二日からの二週間で、
再生回数は計六万五千回を超える人気。
国内外のファンから「感動とともに涙が出た」などの
コメントが寄せられている。
ムービーは、かつてミニ四駆を楽しんだ人などにあらためて魅力を訴え、
幅広いファン層を掘り起こそうと制作。
「愛車」が必ず見つかるようにと、
これまで発売された約二百種類全てを登場させた。
撮影には、カメラの動きやフォーカスなどを
コンピューター制御する映像技術「モーションコントロールカメラ」を駆使。
歴代のミニ四駆が一列になってカーブや起伏に富んだコースを走り、
ジャンプ台から飛んだり、火花を散らして着地したりする様子が、
三分十二秒の迫力ある映像に仕上がっている。
広報担当の三輪一正さんは「ムービーを見て、
ぜひミニ四駆熱を呼び覚ましてほしい。評判が広がれば、
もう二桁は再生回数が伸びるはず」と期待している。