7月 11, 2014 - 日記    県議の辞職から思うこと。 はコメントを受け付けていません

県議の辞職から思うこと。

連日、ニュースやワイドショーを賑わわせている兵庫県の号泣県議野々村さん。(本人のブログ)

本日、辞職願を県議会に提出し即日受理されましたね。

さすが、朝日新聞さん!朝一番(5時6分)で、すっぱ抜いてくれてくれました。そんな情報、朝なのにどこから仕入れてくるんだろうか・・・不思議で仕方ありません。

ということで、今日の夜はそのニュースで持ちきりかなと思いきや、そうでもありませんでした。7月1日に事を起こしてからというもの、ニュースのあとではワイドショー、バラエティ番組でマネをする芸能人が現れるほど・・・だったのに。
まあ本人は登場しなかったようですし、県議会事務局には1500件を超える苦情が来ているみたいなので、これ以上報道したらもっと大変なことになるから報道側も自粛したのかなと思った次第です。虚偽公文書作成・同行使容疑で刑事告発が決まったみたいですから、情報がまとまったらまた報道されるかもしれませんね。

でもまあ、辞めたからダンマリ・・・それって無責任すぎて憤りを覚えます。
そもそもなんで領収書をもらわないのか。切手代の金額も常軌を逸しているので理解に苦しみます。
「記憶にない」って言えば済むはずはなく、そんな人が先方と協議した政策を覚えていられるわけがないしw

私も函館市から委託という形で仕事をしている人間です。言うまでもなく税金で運営しています。条例に基づいた事業で収益を上げるのはもちろん、市からの委託料は限られているので最も有効な使い方をすべく企業努力は欠かせません。もし仮に利益を生んだ場合は市民サービス向上(修繕や備品購入)に還元することを日々考えています。もちろん青年センターの委託管理業務における総勘定元帳と領収書はすべてそろっているので「見せて」と言われたらすぐに出せます。それが当たり前だと思っていましたが、そうではない人が少なくないのだなと思った次第です。

なぜ自分の利ばかりを考えるのか。税金や組織のお金に手を出してしまうのか。その心理としては、自分はすごいことをしてるんだからこれくらいやってもいいだろうというオゴリの意識からやってしまう行動なのかもしれません。やることやってないくせに議員の権利だけを執拗に振りかざす。野々村さんにおいては記者会見を見る限りそういう印象を強く持ちました。とくに号泣して発した台詞からそれを感じました。議員になるまで相当な時間とお金を費やしたと思いますから、それを取り返したいんだろうなとも。しかも「せっかく議員になったんです!」発言、それはあなたの勝手です。

とにかく、成果の形が見えにくいものの常として小手先の見返りを求めていたらすぐに淘汰されます。それ以上の成長もありません。

野々村さんには今一度、なぜその職に就いたのか、自分のミッションはなんだったのか、原点回帰していただきたいところです。

私たち、有権者の見識も問われているのかもしれません。

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