夏の祭典JC2014もそろそろ中盤ですね
この夏、サマートライアルや各地のレースに参加された方も多いのではないでしょうか
ビギナーさんもますます増え、ミニ四駆界がにぎわってきているところで今日はこんな話題を
そう、立体セクション攻略のかなめ
「マスダンパー」についてです!
マスダンパーに関しては以前マスダンパーを使おう!でご紹介しましたが、客観的に見て「あれはダメだな」と思いましてここに新たに書こうと思いました
では早速本題にうつりましょう
①マスダンパーとは
近年の主流なコースセクションとしてスロープを利用したいわゆるジャンプセクション(マシンが飛んだり跳ねたりする箇所)があります。
これはまず、フラットコース(ジャンプセクションのないスピードのみを競うコースのこと)においての上級レーサー層とビギナー層の壁を撤廃するために作られたもの
つまり
どのマシンにもコースアウトの危機がある、裏を返すと誰にでも勝利のチャンスがあるのです。
そこでマシンをどう完走させるか、バランスを保たせるか、カギを握るのがローラー、ブレーキ、そしてマスダンパーのセッティングです。
ローラーに関しては、極論ですがファーストトライのセッティングを模範として発展させていくのが無難
何よりも基本が大事、ということです。
さて話をマスダンパーセッティング戻して解説していきましょう。
立体マシン例その1
お手軽立体改造
最も簡単に出来る立体セッティングだとおもいます。
サイドマスダンのビスは付属のものを使用しておりますが、別の長さのものに変えるとマスダンの効き具合が変わりますよ。
ビギナーさんはこれを元に発展させていくとやりやすいと思います。
その2
提灯改造
そこでボディが隠れる欠点を打開したのが「ボディ提灯」と呼ばれる物ですね
その3
ヒクオ改造
現在の主流セッティングのひとつであるヒクオ改造。
稼働の基本的な原理は提灯とほぼ同じ、そこに通常のマスダンパーと同じ動きをするプレートが付いたもの。
「ゆりかごの原理」が利用されたものだそうです。
ゆりかごの原理はよく存じませんが…
マスダンパーにはいろいろな使い方があるのですね
◉マスダンパーの基本配置について
マシンバランスを左右するマスダンは配置が重要となってきます。
オーソドックスな配置はマシンの両サイド+リア
となっております。
マスダンパーはさまざまなサイズの物が揃えられています。軽めのものでもマスダンを通すビスの長さを変えることでその効果を高めることが出来ます。そうすればマシンの軽量化にも繋がるのでセッティングの際には『マスダンの重さ』と『支柱となるビスの長さ』に注目してセッティングしてみましょう。