こんにちは!全国各地でアツい戦いが繰り広げられたジャパンカップも10/18に無事終了しましたね。
参加された方々、お疲れ様でした。
残念ながらエントリー数超過などの影響含め参加出来なかった方々、こらからオータムGPが始まります。そこがリベンジの時です!
今回は特殊な事情ゆえ、JCに参加出来なかったのでとても残念でした…
……フジヤマ超えてみたかったな…
ワタクシの公式戦復帰は2015のスプリングGPあたりからとの予想、そこで2014年分の鬱憤をはらさねば…!
ニューイヤーGPの一発目ダブルターフでこけて今年度分終わっちゃいましたからね…
さて本題
11/2より始まるミニ四駆GPは愛媛からスタート!東京ではないのでご注意
戦いの舞台は「かっとびウイングサーキット」
2次ブームの火付け役となったフルカウルマシン、マグナムセイバーを彷彿とさせる名前のサーキットですね~
☆長文記事になりますが、今回は最後に対策マシンの制作例を載っけました、参考までにご活用いただけたら幸いです☆
サーキット構成
スタート後にスロープを上り、表記はされていないもののR2100コーナーとおぼしき緩やかな右カーブを抜けて通常の左コーナーが待ち受けている模様、緩やかなカーブは速度が出ます、なのでローラーセッティングを徹底してコースアウトを防止したいところ
左コーナーをクリアした後、スロープを下り、緩やかなR2100カーブを左カーブで通過してレーンチェンジ。かなり速度が出ます、エッジが効いたローラーをフロントに装備するなど、レーンチェンジから飛び出さないようにする為の対策を考えねばなりません。
レーンチェンジを抜けてZコーナーへ
豪「V字ターンだと…!?」
※詳しくはコロコロアニキ第一号掲載の「爆走兄弟レッツ&ゴー‼︎-return racers-」をどうぞ☆
V字ターン…もといZコーナーを抜ければストレート3枚、(さらにマシンは加速するかな?)をそこを通過したら最後の難関ウイングシケイン。簡単に言うとデジタルカーブですね。マシンが弾かれることがあります、心配な方はスライドダンパーを装備するのも良いでしょう
これで一通りサーキットの解説が終わりましたね。これらを元に考えると…
⚪︎ローラーセッティングの徹底
⚪︎レーンチェンジ攻略
⚪︎シケイン対策
の3項目を考えなければなりません
そこで去る10/26にトレッサ横浜で行われたくまモンワンメイクレース参加マシンをちょこっと調べてみました。
なんとこの大会、今度の「かっとびウイングサーキット」を使用して行われたそうです。
メーカーさんの予行演習も兼ねてのものだったんですかね
そのマシンに共通して取り付けられていたものが……マスダンパー
決勝参加マシンにもありました。
スロープもアイガーではなく普通のものなのでジャンプで飛び出す危険性はないはず…
そこである事に気がつきました、そうウイングシケインです。
軽いマシンなら確かに弾かれてもおかしくなさそう…ヘビーのマスダンを車体両側に取り付けるだけで16gは追加されますし…
そこで自分なりに攻略マシンを完成させてみました。
使用するのはコチラ
フルカウルミニ四駆シリーズ17年ぶりの完全新作(金型流用などなく、一から別の物の意)
Zウイングマグナム(ARシャーシ)です!
先述のくまモンワンメイクにはウイングマグナムも参戦してましたね、黒と赤でキメてとても格好良いマシンでした。
マシン解説に移りましょう
※今回の制作例はバランス重視、完走を目的としたものになります。
【駆動系等】
ギヤは3.5:1の水色超速、モーターはライトダッシュをセット
軸受けはキット付属の低摩擦素材のものをチョイスしました。
低摩擦素材特有の性質で結構滑りが良いモノなのです。使った感じ丸穴ベアリングより滑りが良いだけでなく、低コストなのも魅力
ワタクシは立体マシンにもコレを使用していますね。
【ローラーセッティング】
フロントに12-13mmの二段アルミローラーを、リアに17mmプラリング付きローラーをセットしました。
今回のウイングシケインのようなデジタルセクションには前後に19mmサイズの大型ローラーを使用するのが定番 (径の大きいローラーほどコースの繋ぎ目やデジタルセクションで減速を少なくすることが出来る) ですが、レーンチェンジでの安定性を考慮した結果、二段ローラーと17mmタイプを使用することにしました。
【足廻り】
タイヤ&ホイールはキット付属のものを使用
先日発売となったヒートエッジ グリーンスペシャル(MAシャーシ)に付属しているスーパーハードローハイトタイヤはグリップ力が低く、その旋回性能の高さが好評な逸品。フロントにスーパーハード、リアにノーマルゴムなどを組み合わせて調整していくのも良さそうです。
【その他】
〈マスダンパー〉
サイドマスダンパーを装備、今回のような高速コースにはあまり必要なさそうと感じられますが、ウエイトとしての役割も果たすので装備しました。
〈ウエイト〉
フロントにマルチセッティングウエイトを使用しています。
これはシケインでのフロント浮き上がりを防いだりレーンチェンジでの姿勢を安定させるためです。
〈ブレーキ〉
ブレーキはフロント、リア共に弱めの緑スポンジを使用。
これもレーンチェンジ対策となります。
フロントブレーキの取り付けにはブレーキ本体のマスダンパー取り付け穴をカットする必要がありますが、本体が軟質素材なのでニッパーやカッターで簡単に切り取れます。
エピローグ
オータムGPは終了まであっという間、年末には年間チャンピオン戦も控えております。
勝手な予想ですが、ニューイヤーでお目見えしたダブルターフ、ジャパンカップで猛威を振るったフジヤマチェンジャーなど2013年の公式戦を彩る様々なセクションが登場すると思われます。
競技人口もあっという間に増えて競技会エントリーも難しくなったミニ四駆、ワタクシも来年の東京エントリーが危うくなりそうな気がしてなりません……始発で間に合うのか否か…
なので皆さんもレースの前日は早めに休んで、当日は早朝からフル稼働出来るように頑張って下さいw
それでは!
11/2追記
本日行われた愛媛大会での情報をもとにマシン改良点をあげてみたので文面のみですが、参考にどうぞ
●ローラーセッティング
フロント、リアともに19mmタイプで攻略可能
●ダンパーセッティング
スロープの下にウォッシュボードのようなコブが付きました。サイドマスダンパーは必要ですが、そこまで重たくしなくて良さそうです。(例えるならヘビーではないマスダンパー、AR用のシリンダーマスダン)
提灯、ヒクオセッティングは更に有効な手段となります。
●ブレーキセッティング
ブレーキは各々セッティングを調整してみてください。ここだけ無責任な感じですみませんw