スーパーFM編第2回です
今回は駆動系等にまつわるお話
前回のSFM編第一回はコチラ
駆動の基本情報を簡単にまとめると…
●ホイールベース83mmと長い
(VS.S2比 +3mm)
●モーターが逆回転する
通常シャーシで使っているモーターは正回転のクセがついているので別途新品を用意しましょう。
●プロペラシャフトが2mmと太い
中空2mmプロペラシャフト (以下ペラシャ) はスポット再販品で入手はやや難しい(※再販のタイミングによる)
●水色超速ギアが使えない
3.7:1比ギアとからし色の超速ギアは使えません、使えるギア比は5:1 / 4.2:1 / 4:1 と軽量超速ギアのみとなります。
クセが多いFMシャーシ、実に面白い
【速さの基本は足廻りから】
というわけで駆動関係の調整から
[シャーシの加工]
加工といってもそんなに難しいことはしません
ペラシャ受けをご覧ください
シャーシにペラシャを支える部分が複数個存在します。
これらを前後だけ残して全てカット
ペラシャの接地面を減らすことで抵抗を減らします。
これでシャーシ本体の加工はおしまい
ギア類をセット。ギアは軽量超速、 ペラシャは中空軽量を使用します。
ここでワンポイントアドバイス
SFMシャーシのクラウンギヤはオレンジ色のものとなっています、ピンクは使用出来ないので要注意
軸受けは620ボールベアリングを推奨したいところですが、二個入り600円と高価なもの
最初はARシャーシやMAシャーシのキットに付属している低摩擦素材の軸受けがオススメ
精度も良く、なにより低摩擦素材なので滑りが良い。
ここまで出来たら「慣らし運転」を行い、ギアのコンディションを整えます。
その間にモーターの準備を進めましょう。
用意するのはアトミックチューンモーター
モーター慣らし、タイヤ削りなどに使わなくなったシャーシを使用するのが一番経済的
ですが、そのままだと正回転にしか対応しておりません
なのでバッテリーホルダーの電池を逆に入れたら干渉する場所をカットし、正回転逆回転の両方を使えるようにしましょう。
ギア慣らしが終わったシャーシはギアのカスが残っているので綺麗に洗いましょう。
それが終わったらシャーシにギア・モーターをはじめとした足回りの部品をセット
これで出来上がりです。
手間ひまかかる作業ですが、とても大切な作業です。
一つ一つ順番に行いましょう。
次回はいよいよセッティングを行っていきたいと思います。
それでは次回!