ミニ四駆の立体コースでよく使われる提灯を「かんたんに」作る方法をお伝えします!
用意するもの
- スーパーX・XXシャーシFRPリヤローラーステー × 1枚 Amazon
- FRPマルチ補強プレート(直FPR) × 2枚 Amazon
- マスダンパー(ヘビー)× 2 Amazon
- ロックナット × 12 Amazon
- ナット × 4
- 40mmビス × 4 Amazon
- 短いビス × 4
ロックナットが足りない場合はこちら → 「ロックナットがない・・・」そんな時にはスプリングワッシャーを使おう!
以下はお好みで追加してください。
1.X用リヤFRPを用意する
お好みで裏側にスポンジを貼り付けてもいいです。
ボディの摩耗がほとんどなくなる効果があります。
2.直FRPを固定する
短いビスとロックナットを2つずつ使用してください。
XリヤFRPの2つの穴と直FRPの先端の2つの穴が一致するので、そこでビスを使って固定します。
3.ダンパー部分を用意する
40mmビス、マスダンパー大、ナットを図のように配置します。
これを2つとも行ってください。
ビスが曲がっていてもかまいません。(使っていると曲がる運命です)
4.FRPにダンパーを固定する
ナットとFRPの間にワッシャー(またはスプリングワッシャー)を入れて、FRPの上からロックナットで固定します。
5.シャーシに固定する
提灯にはリヤ部分が必要です。別途用意してください。
リヤ部分から上側に向けて40mmビスを2本伸ばします。図を参考に行ってください。
通常の方法では幅が固定されることが多いのですが、今回の方法では幅は問題になりません。
手を使って直FRPの開き加減を調整すればOKです!
お好みでメタル軸受けとスプリングを使ってばねを作るのもおすすめです。
メタル軸受けの空洞部分にスプリングを入れて、ビスに差し込みます。
スプリングが外れないのでメンテナンス性が向上します。
そしてFRPの穴をビスに差し込み、上からロックナットで固定します。
できました!
提灯のメリット
- 安定化性能が高い
- 簡単にできる
- 取り外しが容易
提灯のデメリット
- 重くなる
- 連続ジャンプに弱くなる
相対的に遅くなります。
トルクの低いスプリントやレブでは顕著です。
ウェイトが安定する前にジャンプするとバランスを崩しやすいです。
マスダンパーの原理:カウンターウェイト
提灯はマスダンパーの効果を大きくするための改造です。
マスダンパーの原理は以下のような流れで説明されます。
1.ジャンプで車体とマスダンパーが浮く
2.車体とマスダンパーは同じように落下するが、相対的に下にある車体が先に落ちる
3.まず車体が着地する
4.次にマスダンパーが落ち、車体と地面との反動を相殺する
イマイチ良くわからない方は以下の動画がおすすめ!
(一匹狼でもいいじゃない マスダンパーより)
もともとF1で利用されていた技術です(今は使っていません)。
そもそもマスダンパー自体もダンガン(ミニ四駆の変化版)の1パーツでした。
考え付いた人はすごい!
もっと凄い提灯:ボディ提灯の作り方
俗・やさしいボディ提灯の作り方 : ミニ四駆チーム "チームきゃんちがい" 公式ブログ(外部サイト)
ヒクオとも呼ばれているそうです。
ボディ提灯は作ったことがなく適当なことは載せるつもりはありませんので、他サイトさんを紹介しました/(^o^)\