今回やること
シャフトとホイールの選別を行います。
選別方法
タイヤをモーターで回転させて、その白い画面(パソコンのモニター)にかざして片目で見てみてください。精度が出ていないタイヤはブレているのがわかると思います。
(一匹狼でもいいじゃない-応用③・・・・タイヤの概要、作成より)
この方法で簡単にタイヤがブレているかブレていないか見極めることが出来ます。
1.シャフトの選別
まずシャフトの選別をします。
シャフトを620ベアリング2つ(とベアリング用スペーサー)を使って、貫通済み廃ホイールを両側に入れてからモーターを回転させます。
そして上記の選別方法を使用します。
少しでもシャフトがブレていると、モニターの光が少しブレて見えるのですぐに選別可能です。
これを何回もやって2本の選別した製作用強化シャフトを手に入れます。
中空シャフトは1/2、強化シャフトは2/5くらいでまともなものがあります
(中空は加工する時曲がりやすいので強化シャフトを選んだほうがいいかもしれません)
2.ホイールの選別
今回使うのは大径ローハイトホイールです。
このホイールは、X用大径カーボンホイールより精度がいい傾向にあると思います。
指を使って穴の通りにゆっくり押し込みます。
注意:ハンマーは使わないほうがまともに入る傾向があります。
ハンマーを使うと中空シャフトが曲がりホイールの穴も無理に開けることになります。ホイール自体の精度がよくても壊してしまうことが多々あります。
この時点では貫通加工を行いません。
そして上記の選別方法を使用してください。ダメだったら外してできるまで試してください。
3.タイヤのフチを切り落とす
この工程は全てワークマシンを使ってください。
新品の刃のデザインナイフで力をあまりいれずにフチを落とします。
そして幅9~9.5mmの所に油性マジックで線を引いておきます。
4.ホイールの外側を切り取る
この工程は全てワークマシンを使ってください。
プラ用ののこぎり(小)で目印の線上を切ります。
デザインナイフだと刃が短くてガタガタになります。糸のこみたいなのでもいいかもしれないです。(切断面が平面になるのでヤスリも要らないです。残りの部分はデザインナイフで丁寧にカットすればOK)
ちなみに最初の線が9mmあたりにあると、ホイールは幅8.5mmくらいになります。(のこぎりの刃に厚さがあるので8mmギリギリにせず余裕を持ってやるといいです)