ミニ四駆の改造として一般化してきたペラタイヤ(薄いタイヤ)。
実はペラタイヤを作ったことが無い!
というわけで、ペラタイヤを試作してみました。
使ったもの
- ワークマシン(VSシャーシ)
- 大径ローハイト × 1セット
- デザインナイフ
- 金属やすり
- シャフト、ベアリング等
- ノギス(径測定器)
リューターやボール盤がある方はそちらがおすすめです。
ワークマシンの作業はかなり時間がかかるのと、モーターがもったいないです。
おすすめのモーターはプラズマかパワーかトルク。
ペラタイヤをつくるなら大径のローハイトホイールがいいでしょう。
27.0mmまで削るので、ほぼ中径と同じになります。
カッターナイフは危ないので使わないでください。
あったら便利です。1000円くらいで良いものが買えます。デジタルが使いやすいのでオススメですね。
1.ペラタイヤ制作の準備
ワークマシンに大径ローハイトホイールをセットします。
ホイールのふち(28.4mm)が後々邪魔になるので、図のように切り落とします。
完全に切り落とさないように注意してください。
2.タイヤを薄くする
タイヤの横側からデザインナイフを当て、タイヤに切れ込みを入れます。
欲張らず、厚さが1/2くらいになるように、無理に力を入れず軽くやると良いです。
(力を入れると熱が出てタイヤが溶け、作業が遅くなります)
そして、接地面側から軽く当てるとタイヤが切れます。
図のように、端から2mmずつ切っていきます。
3.タイヤの整形
27.0mmになるようにタイヤを薄くしていきます。
やすりは軽く当てると良いです。
タイヤに熱は大敵です。溶けます。
接地面が平面になるように注意してください。
未使用の#1500紙やすりで整形しても良いです。
これで終わりです。
ペラタイヤをなぜ使うのか
答えは簡単。
落とした時のはねる大きさを、タイヤなしとタイヤありで比べてみてください。
タイヤなしの方がはねません。
でもタイヤを付けないとレギュレーション違反です。
(+グリップが0なのでまともに走らない)
まとめ
ペラタイヤは意外と簡単にできました。
しかし思わぬ罠が・・・。