今回やること
ローラー固定用のモーターピンをFRPに打ち込み、それを瞬間接着剤で固定します。
ミニ四駆 赤VS井桁 製作日記(5)井桁の枠組み製作と調整の続きの記事です。
用意するもの
- モーターピン × 3
- 瞬間接着剤 Amazon オススメ品
- ピンバイス(または穴あけ器具) Amazon オススメ品
- 2.0mmドリル(1.9mmでも可)
- ハンマー ✕ゴムハンマー
- 万力
- 平ヤスリ(またはミニ四駆 セッティングゲージ Amazon オススメ品)
1.モーターピンを用意する
まず、モーターピン3本を用意します。
モーターピンを使う理由は、
「レギュレーション内のどのネジよりも固く、曲がらないから」です。
「モーターピン?何それ?」という方、
「モーターピン持ってないなあ」という方も、
モーターの分解方法でモーターピンを取り出す方法を解説しています。
ご覧ください!
2.埋めていた穴を開ける
接着剤で埋めていた穴(前左、後左右)をピンバイスで開け直します。
FRPの面と直角になるように(モーターピンが真っ直ぐ刺さるように)注意してください。
ピンバイスには用意した1.9mmまたは2.0mmドリルを用意してください。
初心者の方は2.0mmを推奨します。慣れている方は1.9mmを推奨。
*モーターピンの径がちょうど2.0mmです。これ以上穴が大きいとうまく固定できません。
3.モーターピンを打ち込む
万力の上にFRPを乗せて、モーターピンをハンマーで軽く打ち込んでいきます。
ピンが万力に当たらないように位置を調整してください。
4.モーターピンの状況を確認する
モーターピンが真っ直ぐ刺さっているか確認します。
かんたんな方法としては、真っ直ぐな棒(平ヤスリやミニ四駆 セッティングゲージ など)を地面に立て、モーターピンを比較します。
前から
ここは真っ直ぐ入っていることに注意する。
真っ直ぐ入っていないとローラーのエッジが利いてしまい、遅くなる原因になります。
横から
少し左前に傾いていてもOK。
後々、フロントローラーにはスラスト(傾き)が必要になるので問題ありません。
スラストがないとコースアウトします(汗
後方のモーターピンは真っ直ぐ入っている(スラストがない)方が良いです。スラストがあると減速するためです。
真っ直ぐ入っていない場合は、穴を瞬間接着剤で埋めなおして乾燥させてください。
そして「2.埋めていた穴を開ける」からやり直してね!
これを3点(左前、右後ろ、左後ろ)すべての穴で行います。
5.モーターピンの地面からの高さを調整する
ミニ四駆 セッティングゲージがあればかんたんです。
ない場合は厚さ1mm以上の平ヤスリを使ってください。
地面からの高さが一定になるように、モーターピンを上下に動かします。
私は高さ2.0mmに設定していました。
*あまり低すぎると、バンクで引っかかって減速します。
ドリルの推奨径が2.0mmであるのは、高さ調整を軽い力でできるようにするためです。
6.モーターピンを固定する
3点の穴全てに瞬間接着剤を使用します。
そして乾燥させます。
次の記事
井桁の作り方(紹介:水色S1)を御覧ください。
FRP2枚で13mm用に作る予定でした。
上記の記事で製作したモノは剛性が足りず、剥離しました・・・。