今回やること
井桁用のリヤステーを製作します。
赤VS井桁 製作日記(1)シャーシの加工の続きの記事です。
用意するもの
- カーボン直FRP×3 Amazon FRP・・・カーボン売り切れだ
- 接着剤 Amazon オススメ品
- 紙やすり(#800,#1500,#8000)
- 爪楊枝
- ペンチ
- 万力×2
接着剤は強力と書かれたモノを使用してください。
私はロックタイトの接着剤を使用しています。
固まるのが遅く、いろいろと調整可能です。
*図の接着剤は金属用です。Amazon オススメ品の方が接着力は強いかもしれない。
#800紙やすりは今回もダイソーのメッシュやすりを使用しています。
洗って再利用できるのですごく経済的。結構長持ちします。
爪楊枝は、先端の尖ったものならなんでも代用品として使用できます。
カーボンFRPを使うのでやすりがけの際非常に手が汚れます。
新聞紙を敷いてください。
床の上でやると奥さんに怒られます!
それくらい悲惨になります。
製作後、手をちゃんと石鹸を使い洗ってください。
カーボン(炭素)は取り込んだり吸い込むと健康に悪影響があります。
1.FRPの前準備
FRPに以下のように加工する予定線を引きます。
端から2番めの穴から3番目の穴へ対角線を引きます。
これを2枚製作します。
これを今後「基盤FRP」と呼びます。
もう1枚のFRPは拡張用に使用します。
下に置いて予定線を真似てください。
これを逆側にも同じようにしておきます。
2.2枚の基盤FRPの加工
使用するものがカーボンFRPなので、
予定線のそのままに切ることは非常に難しいです。
*ニッパーで切ろうとしましたが、ニッパーが欠けました。こわい。
*通常のFRPであれば簡単に切断可能です。
そのため少し手間がかかりますが、別の方法を使用します。
予定線を引いた側の、外から2番目の穴を通るようにペンチで切ります。
そこから、#800の紙やすりで頑張ってやすりがけをします。
カーボンはそのまま切ると裂けやすいので、やすりがけを使用することで開裂を回避します。
3.拡張用FRPの加工
拡張用FRPを加工します。
矢印(↓)の付いている部分を切り取ります。
そして、頑張ってやすりがけをします。
4.接着面の確保
FRPの裏側(接着面)を#800でやすりがけします。
同じ向きでやすりがけをします。
5.FRPの接着
まず、図のように基盤FRPと拡張用FRPを接着します。
一番外側の穴が合うように接着してください。
この時点では汚いように見えるのは問題ありません。あとで整形します。
万力を使ってしっかり固定します。
これで乾燥するまで待ちます。(だいたい15分くらい)
もう1枚の基盤FRPと接着します。
接着する前に、真ん中の穴を合わせてください。合わなければどちらかを短くします。
引っ付けたら万力で固定して乾燥します。
そしてもう1枚の拡張用FRPと接着します。
接着する前に、一番外側の穴を合わせてください。合わなければ拡張用FRPを短くします。
引っ付けたら万力で固定して乾燥します。
そして、側面・FRPの隙間に接着剤を塗って乾燥します。
6.FRPの整形
それを解決するために、やすりを使用します。
まずは#800でFRP全面をやすりがけをします。
最後に#8000でFRP全面をやすりがけをします。
すごくキレイになりました!
穴あけは後の記事で行います。
次の記事
おまけ:カーボン粉の使い方
やすりがけで出るカーボン粉をどうにかして利用でき・・・るの?
- 着火剤
- 水に溶かして導電性UP
- 消臭剤(?)
炭素の粉なので多分燃えます。結構危ないです。
これは・・・使い道なの?
効果があるのか。
たしかに消臭剤によく使われる炭素だが。
有効な使い道があれば教えて下さい/(^o^)\