今回やること
井桁にするシャーシ(今回は赤VS)の加工を行います。
赤VS井桁 製作日記(0)製作する前にの続きの記事です。
用意するもの
- VSシャーシ
- ピンバイス2.0mm(穴開けできるもの)
- ニッパー
- 紙やすり(#800,#1500,#8000)
- 620ベアリング×4、ホイール×4、シャフト×2(シャーシ確認用)
紙やすりは100円均一で買える物でOKです。
左からダイソー#400(実際は#800を使用)、タミヤ#1500、ダイソー#8000です。
(11/10 23:05画像追加しました。コメントありがとうございました( ^^))
1.シャーシの確認
620ベアリング×4、ホイール×4、シャフト×2を使って、シャーシが3点立地(どれかのタイヤが浮くこと)になっていないか確認してください。
タイヤが浮いておらず4点立地であれば確認は終了です。
2.フロントバンパーの切断
フロントバンパーの切断を行います。
まず始めに、ピンバイスでフロントバンパーに穴をあけていきます。
このように切断するのは、
穴なしでそのままニッパーで切り落とすと、シャーシに亀裂(クラック)が入る恐れがある
からです。
その亀裂が走行にどう影響を与えるのかよくわかりませんが、
プラスチック(正確にはポリカーボネート)は少しの亀裂に力を入れるとすぐに割れるので亀裂防止のためでもあります。
切り落とした表面は凸凹で危ないのでニッパーで大きなものを取り除き、紙やすりで整えます。
#800である程度平面化できたら#1500、#8000と続けて整えます。
こんな感じになります。
これでフロントバンパーの切断は完了です。
3.サイドウィング先端の切断
サイドウィングの先端は必要ないので切り落とします。
サイドウィング自体は重要なので切り落とさないでください。
切り落とす前に、ニッパーを柔らかく握り少し傷を付けてください。クラックの予防になります。
そして切り落とします。
切り落としたら切断面が鋭利になっています。必ず紙やすりで整えてください。
これでサイドウィング先端の切断は完了です。
4.リヤの平面化
次はリヤの平面化を行います。
少しだけですが、リヤステー取り付け口が広がっています。
また車軸を取り付ける所も平面化します。接着面を広げるためにこの工程を行っています。
机の上に本を置いて、その上に新聞紙を敷いてやすりがけをするとやりやすいです。
まずリヤ側に少し傾けて#800でやすりがけします。
写真くらいまで削れたらOK。
そして#800→#1500と使い、平面にします。
#8000は使わない方がいいです。あまりにもきれいな平面にしすぎると接着力が落ちるからです。
こんな感じになります。
左右両方ともできたら、リヤの平面化は完了です。
5.フロントの平面化
フロント側は車軸の出っ張りを取るために平面化を行います。
リヤと同じようにやれば問題ありません。
左右両方ともできたら、フロントの平面化は完了です。
6.プロペラシャフト受けの加工
図のプロペラシャフト受けをニッパーで切り取ります。
カーブの時にシャーシがゆがみ、
このプロペラシャフト受けが走行の妨げになります。
切り取ったらやすりで整えてください。
7.シャーシの洗浄・乾燥
最後にシャーシを洗浄します。
水だけでも構いませんし、ハンドソープを使ってもいいです。きれいに洗ってください。
オススメはハンドソープか石鹸です。
余計な油も落としてくれるので、今後の作業が楽になります。
水分を拭き取って、新聞紙の上で風乾させます。
こんにちは、
井桁に手を出す予定はまだありませんが、
興味はありますので、更新を楽しみにしています。
ひとつ気になったのですが、やすりの番号が一桁ほど違いませんか?
もし、合ってましたらごめんなさい…
こんばんは!コメントありがとうございます!
確かにダイソー(100円ショップ)はやすりの番号が非常に大きいですね。今調べてみたのですが、どうやら規格が他社製品と違うようです。
ダイソーの製品を何個か試したのですが、木工用サンドペーパーのメッシュ型は#800以上でないと粗すぎて使い物になりませんでした・・・。
他のやすりは布っぽい#8000(ダイソー)と紙やすり#1500(タミヤ)を使っていますよ~。
ホームセンターなどで似た粗さの製品を探して、その製品情報をこちらに載せますね!
コメントありがとうございました( ^^)